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ゲームをするな就活をしろ

ゲームしちゃうでしょ

デスマプロジェクトの現場より

http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/49014907.html


まずは、これを読んでください。(出典:IT速報)



結論から述べますと僕は新卒でこのプロジェクトに参加しています。


そしてこれを書いている今この時、仕事が終わって家路に着いています。


7月7日なので、入社から4ヶ月目。

この時間に帰ったことはもちろん一度や二度ではありません。

さっき会社から出る時も、一つ上の女性の先輩に早く帰りなよ、と言われました。そうしたいです。でもあなたも早く帰ってください。僕なんかよりさっさと帰ってください。


就労規約なのか、今のところ残業代は出ていません。ボーナスは出ました。



デスマーチとはよく言ったものです。

不運(バッドラック)と踊(ダンス)っちまったかみたいな、僕は死(デス)と行進(マーチ)しちまった。


死の行進。その名の通り。いつ誰がいなくなってもまるで不思議じゃないです。そしていつ誰がなんの仕事をしているのかを誰も把握できない。僕が入った会社なんかはまだマシな何次受けなんだと思います。


でも僕はこのデスマーチという言葉、破綻してしまっているプロジェクトをいつまでも推進しようとしていることを指して言いたいです。プロジェクトが死んでも、死んだプロジェクトに乗せられて人も行進しなくてはならない。

便利な言葉ですね。



さてそれより。

デスマーチの現場よりと言いましたが、サクッと先述させてもらった通り、現場といえど僕の職場なんかはもしかしたら現場ではないのかもしれません。会社には窓あるし。椅子はちゃんとしてるし。デスクもちゃんとあるし。

何より、パソコンいじくってやってることが資料の印刷と資料の公正ってところですかね。プログラミングはバイトの仕事なんですよ。


この時間までよくわからない資料をよくわからないまま睨み続け、よくわからないところをよくわからないまま指摘されていろいろ覚えていくという生活を送っています。

人権なんてあったもんじゃないのかもしれません。


前はこんなことなかったんです。みずほ銀行っていう大手企業の、巨大プロジェクトに参加している、つまり出来上がったものは当然人の役に立つ、それがわかりきっているならやりがいもあるかもしれないと、働くことに興味がなかった自分でも思いました。元々日本で働くのなんて良いことないってことは知ってましたから。

それが、あの記事がポンと出てきて、読んでしまって、実はそれまでの間でもう残業続きだった僕としては、なんというか、「やっぱりかぁ」という気持ちにさえなりました。

働くことにも、そして仕事しかやることがないがゆえに、他の何かにももはや興味を失ってきていました。

(ちょっと大げさに言ってます。でも、前より帰って何かをしようと思うことが少なくなったこと、それだけは確かです。)


悪いことは言いませんので、僕は新卒ですが、まずは社会で働く先輩方、それと僕と同じ新卒で就職した人たち、就活生たち、そしてこれから就活に臨む人たち、「みずほ銀行」という単語が聞こえたら、どうか逃げてください。


何も知らなくても、みずほからは逃げてください。

みずほからは逃げればいいということを知っているだけでも、僕みたいに、デスマーチの犠牲になる確率がぐっと下がると思います。

僕は本当に何も知りませんでした。でも、何も知らないことが悪いのではないのです。何かに面したらどうすればいいのか、そういうちょっぴり具体的なことを知らないこと、その方がまずい。他は何も知らなくていいですけど。


なのでここで重ねて言っておくことにします。


みずほからは、逃げてください。


仕事してても何もわからない僕が言うんですから、みなさんも何もわからなくてもとにかく、みずほからは逃げてください。


そしてなるべく、このことをもっと広めてください。

みずほからは逃げてください。




…正直なところを言うと、僕はなんで自分がこんな時間まで残って、そして何のための何をしているかというところまで、わからないのです。

教わったことに対して、できることの少なさ、やらなくてはならないことが多すぎること、手探りで進めなくてはならないこと、またそれをこなして自分に返ってくるものに意味があるのかということなど、とにかく何のために自分に仕事が振られているのか、全くわからない。

全くわからないうちはとにかくやるしかないので、とにかくやる。でも、わからない。

わからないままやっていると、いつの間にか夜になっている。

なぜ夜になるのか、わからない。こんな仕事のために。

それでも、仕事はしなくてはいけない。

特に僕なんかは新人だから、こういうことを知ってしまっても嫌とは言えないわけです。

実際、なんだかよくわからないことをなんだかよくわからないままにしておくことっていうのはその方が結構嫌なので、やってしまうわけなんですけど、それでも何のための仕事なのかは、わからないのです。


一番恐ろしいのは、もう誰にも何もわからないから、だからこそ、全員与えられた仕事に対して取り組んでしまうということ。

わからないことは解決しなくてはならなくて、でも何をどうしてもわからないことだらけで、それでもわからないことは解決しないといけない。

みんながみんな、最終的な目標に向かっているのに、その最終的な目標がわからない。

つまり、わからないことがわからないという状態で、プロジェクトが進んでいる。

デスマーチ、ですね。

そしてわからないことがわからないということが、当たり前になって、誰が何をわからないのかが、わからないまま、わからないことをやる。

それも当たり前になってしまう。

それでも、誰も、何もわからないので、何がわからないのかを言うことができない。



そういうものだと思ってください。


僕にはまだ何もわかりません。なので、何もわからないなりに、何もわからないということを伝えるには、これが一番なんだと思います。





そういえば、今日は七夕でしたね。

明日は早く帰りたいなぁー。