ひと月ぶりに更新 -メガ2枠構築のその後-
お久しぶりです。
ひと月も間が空くとは自分でも思ってなかったんですけど、ブログの記事にするようなことがあるようでなかなかないので更新が滞っていました。
ライブが近かったりというか翌日に迫っていたりなので練習とか諸々あってそこまで手をつけられていなかったというのもちょっとあります。
さて今回の内容は、前回の記事の続きといきましょう。
前回に引き続きポケモンのシングルバトルについての記事となります。なかなかダブルバトルの内容に入らないですがダブルバトルはレーティングがまだ1630くらいなのでちょっと…って感じです。
前回紹介した「メガシンカポケモン2枚構築」ですが、ちょっと突き詰めていった結果かなり面白い形になってきたのでまとめておきます。
レーティングは最高で1770、現在は1700を少し越えたところで落ち着いています。コンセプトがしっかりしてはいるものの何が悪いのかは後述しますが1800は運がないと乗らないかな、という感じのパーティです。もっと詰めていって1850くらいは欲しいですが次のシーズンになると思います。
では、ポケモンを個別に紹介していきたいと思います。
リザードン@リザードンナイトY 控えめH12B108C204S180
技:かえんほうしゃ/きあいだま/ソーラービーム/オーバーヒート
突き詰めていった結果のメガ枠としてのポケモンの1匹目。前回メガゲンガーとメガボーマンダを使用していたら意外と当時に選出したくなる場面が多かったことを反省点として、今回は同時選出を避けるためメガポケモンたちには圧倒的なパワーキャラを選んでみました。
努力値は、検索すれば出てくる調整の鉢巻ファイアローのブレバの乱数を上3つ切って耐えるみたいなのをさらに1つ切って、火力の部分をメガシンカ時に225という綺麗目な数値になるよう調整しました。この225だと、確か一般的なメガフシギバナを晴れオバヒで確定1発にできます。そこが意外と効きました。すばやさは最速ヒードラン+2です。準速90族抜きとも。臆病でない水ロトムなども抜けます。
リザードンYの強みはなんといってもその突破力。前回のパーティでかなり重かったクレセリアやポリゴン2がかえんほうしゃを適当に放ってるだけで倒れてくれているということが多かったです。クレセリアは電磁波もらったあとにあさのひざしやられると無理です。ヒードラン相手にはヒードランに百発百中のきあいだまがあったりします。この自覚の高さがヒードラン突破のカギになることもありました。勝てる試合で外さない、完璧なエースとも言えます。負ける試合では外します。なのでこいつがきあいだまを外した試合は即降参までありました。
余談はさておき。ランドロスやリザードンの宿命の強敵であるガブリアス、はたまたリザードンミラー、ボルトロス霊/化どちらも、ヒートロトム、シャンデラ、ファイアロー、メガらないのもメガもバシャーモなどはきついです。炎タイプ全般に有効打が少ないということになります。仕方のないことなのですが、ここだけ本当にネックなので気を付けなければなりません。自分よりすばやい電気技持ちもすごく苦手です。得意苦手が非常にはっきりしているのがリザードンYです。リザードンXのように積んで無理矢理追い抜くこともやりづらいので、相方選びは慎重にしたいところです。有名なのがリザードンの型が割られないメリットも併せ持つカバリザなのですが、カバルドンはあまり好きでないという理由で却下しました。あと、パーティのコンセプトと若干ズレます。
ガブリアス@こだわりスカーフ 陽気AS252D6
技:じしん/いわなだれ/げきりん/ドラゴンクロー
もはや説明不要のポケモンというゲームの基準。
いつまでたっても強いしいつまでたっても対策が終わらない。対策してもしてもしきれない…というわけではないのですが、それにしても一度でも行動されてしまうと困り者というスペックは相変わらずです。
前回と同じ個体です。何も変えていません。変わったことといえば少しだけ運用が難しくなったことです…ラス1起用するまでの流れをつくれなかったり、せっかくのスカーフが台無しになる場面が結構ありました。
ただ使っていて思ったのが、加速バシャーモに死に出しするとスカーフを読まれていても強いです。リザードンの弱点をかなりカバーできますね。いわなだれで怯みを引いてくれると本当に手が付けられないのも強いです。
スカーフ故に火力が足りないと感じることも少しありました。鉢巻にしたいくらいという場面まであったので、安易に出しておけば勝てるというポケモンではないらしいです。そこが運用が難しいという最大の点です。
スカーフガブリアスは結構デリケートに扱わないと勝ち筋拾えないのですが、流れさえ作れてしまえばあとはこちらのものということもあり、そこが好きです。
ゲンガー@きあいのタスキ 臆病CS252B6
技:シャドーボール/おにび/こごえるかぜ/ちょうはつ
ここで思い出したかのようにゲンガーの登場です。元々パーティのコンセプトがメガシンカできるポケモンをたくさん突っ込んでどれがメガシンカしてくるか分かりづらくしてやろうという、バカらしすぎる着想からきているので、メガシンカしない枠としてのメガシンカポケモンです。メガガブリアスってのもいましたね。ほぼいませんけど。
見ての通り先発で出ます。メガゲンガー時代以上に先発で出て行ってます。技も凍える風になっていたり。この凍える風という技がゲンガーの仕事を支えています。ランドロスの持ち物判定やガブリアスの牽制など、こちらもリザードンの弱点をうまい具合に補完してくれています。凍える風でなんとかなる場合が多いので鬼火は道連れにしてもいいかもしれないです。
使いこなせれば文句なしに強いのですが、どうしても鬼火を外したりなどがあります。一度あったのが鬼火を2連続で外してオノノクスに負けました。この時ほど「道連れが欲しい…」と思ったことはないでしょう。
あと襷ゲンガーの先発性能が高すぎて他のポケモンを先発にしづらいです。なのではたきおとすやでんじはが苦手で短命なゲンガーにクチートやボルトロスを当てられたら割と目も当てられない感じになります。一応クチートには鬼火がありますが…。
さらに、凍える風も時々外します。ゲンガーを支える技なので積極的に撃ちたいのですが、外すことが多めでとても困りました。
タイプの相性以上にパーティの補完がうまく細かい芸当で相手を撹乱できるのですが、微妙に火力が足りない、微妙に範囲が狭い、微妙に倒されやすい、などまだ色々考える余地のあるポケモンです。もっとゴリゴリ相手に負担をかけるためにラムなどを持ってもいいかもしれません。
ニンフィア@こだわりメガネ 控えめH128B4C244S132
技:ハイパーボイス/シャドーボール/めざめるパワー(地面)/はかいこうせん
これも前回のものと同じ個体です。すばやさ実数値96、CUでのぶっぱ、残りはHPとあまりがBです。
かなりすばやさに割いたためにトリックルームに弱かったです。ニンフィアのすばやさラインは如実にトリックルームの先手後手に現れてしまうラインなのでこれは痛手でした。
あと全然選出しないです。なのでニンフィアの枠はジバコイルになっていたりギルガルドになっていたりしましたが、今のところゲッコウガで落ち着いています。
リザードンとの相性は良好なんですけど、選出されるのは大抵リザードンとガブリアスなのでなかなか機会に恵まれません。
なのでゲッコウガを紹介します。
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ゲッコウガ@いのちのたま せっかちCS252H6
言わずと知れた変幻自在。何をしても重たいポケモンです。相手にするとこれほど厄介なポケモンもそういないと思います。そして自分が使うとこれほど使いにくいポケモンもそういないと思います。
ニンフィア全然選出しないので何か代わりのポケモンを、と思って色々使ってみていたら、いるだけで相手に極悪な負担をかけることができるゲッコウガをボックスから発見しました。ただXYの黎明期と言ってもいい時期に作ったものなので技は雑だわ性格も雑だわ努力値も雑だわでかなり雑です。冷凍ビームマシンと化しています。けたぐりかいわなだれくらいはもたせてやりたいです。
リザードンYの晴れを忘れてなみのりしてしまったりということがあったので、全然うまく使えてません。まだ入れ替えて日が浅いこともあり何に強いかなどはあまり判別できていないです。
持ち物の関係上非常に短命です。一匹倒したら相手によっては死に出しにつなげるくらいの気概でいたほうがいいと思って使っています。またバトル中のどの場面で出ていけばいいのかなどがとても繊細です。場面を間違えるとそのまま負けにつながってしまうので、ゲッコウガの運用はゲンガー以上に慎重にならなくてはいけません。そしてゲンガー以上に電磁波に弱い、ゲンガー以上に先制技に弱いなど気難しいですが、ゲンガー以上に火力は出ます。全てがタイプ一致というのは非常に強力で、珠を持たせることで全ての攻撃技をスキン補正とみなすことができるのがとても良いです。範囲も申し分ないので相手を選べれば…という感じです。
バンギラス@ラムのみ 意地っ張りH252A212B4D20S20
技:いわなだれ/でんじは/おいうち/ステルスロック
メガシンカしないメガシンカポケモン枠(ガブリアスも入れて)その3。ステルスロックと電磁波で場作りをします。そしてリザードンYに繋ぎたいポケモンだったのですがバンギラス先発は意外と読まれる上教え技に馬鹿力がきてしまったのでボコボコ殴られます。きついです。相手が見れればステルスロックも電磁波も撒けるのですがこいつのパワーが高めなのでリザードンを出す前に試合が終盤に向かってしまうなどサポート以上の動きをしてくれることもあります。
ランドロスはもちろんきついですしガブリアスももちろんきつい。バシャーモもきつければクチートもマリルリもきつい。そしてこいつらはバンギラスが見えたら積極的に出てくるなど、こうして書いてみるとリザードンと弱点を共有しすぎですね。逆にいえばリザードンと共にこれらのポケモンを呼びやすいので、そこをゲンガーで叩いてやるなどが有効になるはずなんですがそこにけたぐりのゲッコウガが来た日にはもう涙を流して降参するしかないです。さすがゲッコウガ何しても重い。
ライコウやボルトロスなどリザードンが弱い電気タイプに強めに出ていけるところは非常に評価できるのですがそうすると電磁波が死に技になるなど、様々なジレンマを抱えています。多分電磁波よりがんせきふうじのが強いです。
メガシンカ2枠構築のメガシンカ2体目です。左上にリザードンを置いている影響で全然意識されないです。意識してほしいのはこちらなのでこうなると配置論ですね。
基本的にこいつの選出はないです。ダブルの流用です。が捨て身の威力は言うまでもないので、選出しても使えるようにしてあります。正直こっち使っておけば勝てる試合とか結構あったのですが、どうしても対策しないといけないポケモンなので必ずどこかで対策されてしまうので縛り縛られの関係がきついです。
以上になります。こんな構築でも1700は乗ります。メガシンカ2枠構築とか言っておきながらメガシンカするとは言ってない、なポケモンを含めるとなんとメガシンカ可能なポケモンが5体も存在します。絶対にメガシンカなポケモンが何体かいるせいで察されてしまいますが、構築としてはとても面白いと思います。
何戦かしていて思ったのですが、先発のチョッキランドロスがきつすぎる、ゲンガーが倒されると倒せない相手が何匹もいる、エルフーンが厄介すぎる、など弱点がいくつも見つかったので、穴をもっと埋めていきたいと思います。ボルトロスの厳選を始める頃合いな気がします…。それとポリ2なんかも良さげだなと思いました。高性能おまるとか言われているだけあります。戦っててあんなに嫌いになるとは思いませんでしたがポリ2はクソです。だからなるべく使いたくないのですがもう少し高いレートを目指そうとするとどうしても欲しくなる…
一時ファイアローも入れていたのですがリザードンとタイプがモロ被りなせいでステロ撒かれて試合終了が何度かあったので、エルフーンに強いからといって安易に放り込んだのはとても頭が悪かったです。エルフーンそんなにいなかった。
では今回はこの辺で。
ライブの練習に行ったら、明日は本番です。頑張ります。