バンドマンの彼氏に貢いで捨てられて死んだ女の生まれ変わり

娯楽についての置き場です。カードゲーム(遊戯王)とは分けました。

久しぶりにギターの買い物

こんにちは!
3/6〜3/8の間合宿に行ってました。
3/7が誕生日で、みんなに祝ってもらったりしたので良かったです!もちろん合宿は楽しかったです。
練習合宿という名目で、みんなで楽器を持ち寄ってパートごとに練習したりっていうのがメインで、ちょっとした発表会もあったりでとにかく参加者全員で楽器に触りまくろうっていう合宿でした。

で、帰ってきた翌日にまた外出するくらいにはやたら元気だったので、前から欲しいなと思ってたコンプレッサーをついに買いにいくことにしました。
合宿前に買っとくべきだったんですけどお金なくて()欲しいのじゃなかったら有象無象のものを買えたんですけどそれじゃ嫌だったので潔く合宿後にしました。
そして買いに行ったコンプレッサーが…

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これです!

持っているBBpreampと同じメーカーのxotic、sp compressorです。

最近すごく強いメーカーですし、汎用性の高いペダルをたくさん作っているし、汎用性高いどころかどれも一線級とかいうトンデモメーカーです。一個xotic使っちゃうと他のメーカーのペダルにどっかで不満を感じてしまう病気にかかりそうなくらい使いやすいし音も良いです。驚きます。


買うまではずっとこれがいいって思ってて、ギターのうまい人と話してたらベルベットコンプやらkeeleyも良いって聞いたんですけど、結局これにしました。

ベルベットは最後まで強めに選択肢だったんですけど、そしたら今度はその人がベルベットを買うらしかったです。被り回避。

御茶ノ水のお店で色々見てたらこれもベルベットもC4ではなくvintageのkeeleyもあって、keeleyとspの試奏をちょっとしました。keeley良かったんですけど、良かったんですけどなんというか透明すぎるなっていうのと、ボードに組むときの見た目がどうかなっていうのと、音は自然なんだけど持ち上がり方が少し不自然かもっていうので買わなかったです。まぁ試奏で全部わかるわけでもないので、試奏では合う合わないを気にしてます。好きか嫌いかとか。でも中古でかなり安めにあったので、気になる人は御茶ノ水エフェクターしかないあそこへどうぞ。


帰ってから1人で遊べる時間にちょっと遊んでみたんですけど、これもすごかったです。筐体が結構重くて安定してるので踏んでも倒れない。そしてツマミが2つでとても分かりやすい。コンプをかけるかかけないかをコンプなのに選べる。右側のブレンドノブで一発です。右に回せばコンプがかかり左に回せばコンプが消える。そしてブレンドノブの下にあるHI/LO/MIDのトグルスイッチでもそれぞれ音が異なる。LOはかかり具合を若干弱めにできるものと思っています。多分ゴタゴタ言うよりこの方が分かりやすいです。ゴタゴタ言った方が詳しいのでレビューみたいにはなるんですけどね。とにかく、LOはコンプのかかり具合を弱めるスイッチ、と見ています。

MIDはプレーンにかけます。これだけで十二分に使える。すごい。

次にHIなのですが、これが非常に面白い。スイッチをHIにした途端、クリーンの音にしていてもノイズが走り出します。説明書を見てみると…なになに…オートゲイン…オートゲイン…?

読めば読むほど不思議です。コンプレッサーなのにオートゲイン…?????みたいな。

微小な信号をブーストすると書いてありますが、何もクリーンの音でノイズ出せるほどのブーストまでしなくてもと思います。が、ここがxoticのすごいところ。もうできることはなんでもやっちゃえ!みたいな痒いところどころか背中で右手と左手が握手しちゃうレベルの細やかぶりです。これがあるからどの製品も使いやすさも折紙付なのかもしれないですね…


コンプレッサーでの音の変化についてkeeleyの時に感じたのは透明すぎるなっていう感覚なのですが、最近また流行りのROSS系特有のあのただ持ち上げる感覚がどうも少し肌にあわなかったです。ちょっとでもいいからアタック感出して欲しいけどダイナコンプまでいくとやりすぎかなっていう微妙なラインが欲しかったらしいです。エフェクトかけてるんだから分かりやすい方が好きなんだなと気付きました。

実はsp compressorも基本はROSS系統です。

なのですが、xoticを侮ってはいけません。まずは本体をひっくり返してプラスドライバーとにらめっこ。こうしていると回したくなるのが人の常というものです。そんなことないか。

で、何はともあれ回してみましょう。すると…

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基盤が小せぇ………じゃなくって!

その基盤の下の方です。番号が振ってあるスイッチがありますね。まぁ色々調べてこの記事に行き当たってくれている人がいればとても幸いですしそういう人は多分知っているとは思うんですが、このスイッチでなんとROSS系のサステインが伸びる音にするかダイナコンプ系のアタックガツガツな音にするかを選べてしまいます。

正直感服です。ここまで行き届いているとなると19000円って安いんじゃないかと思えるくらいです。

ちなみに、スイッチは最初は1と2が下りていて3と4が上がっています。

1を上げると少しアタックが強くなります。2を上げると1よりアタックが強めの音が出ます。どちらも上がっているとダイナコンプ、どちらも下がっているとROSS系に近づいていくという感じです。いや…冷静にすごいでしょ…

ついでに3のスイッチは下げるとハイブーストになります。コンプレッサーなので耳につくハイもちょっと落ち着かせてくれますよね。そのハイカットをカットします。日本語。これもすごい。

そして4のスイッチ。これを下げるとローカットです。僕は学生なのであまり分からないんですけど、高めの出力のピックアップを使っていると低音がコンプレッサーかかると圧縮されすぎてちょっと歪んだりするらしいですね。そのローのブーストしすぎを抑えます。これ、恐らく欲しい人にとっては喉から手が出るほど欲しい機能です。コンプレッサーの機能的に、圧縮の大小は選べてもどの帯域をブーストしてどの帯域をカットするのかを選べるものってそうないはずなんですよ。

音を圧縮するはずなのにあまり圧縮しない場所を選ぶことでクリーンコンプレッサーというものにもなり得ます。


ここまでくるとなんだかブチ切れそうなくらい高性能ですね。

これでいて裏面カバーを開けるとなんと9V電池がこんにちはしたり、この大きさの筐体にここまで圧縮されているので、ある意味一番コンプレッサーがかけられているのはこのコンプレッサー本体ですね。小洒落ていて良いと思います。


そしてそろそろボードが一杯になってきました。狙ったものを買える時に、って集めてきたので、他のエフェクターはほぼ持ってないのですが、逆に言えばとてもすっきりまとまりました。次のペダルについてはもっとゆっくり考えることができます。ベルベットを買うと言っていた人が言ってた必要最低限も揃ったので、ギターはしばらく弾く方にすごく専念してきます。

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こんな感じです。

自分でも驚きのまとまりと使いやすさです。


では、全然弾けないのにやたら足元だけ充実させてどうするんだって感じなので、しっかりと練習もしてこようと思います。


あ、また全然ギター知らないのに読んじゃったとかいう人はお疲れ様でした。


合宿前に誕生日プレゼントくれた人にお返しするものも考えないとでした。どうでもいいですね。

では、またの機会に!