【ファイアーエムブレム】新・暗黒竜と光の剣やります 続き
こんにちは。
予告通り、新・暗黒竜と光の剣を続けてプレイしていきたいと思います。
今回は2章からやっていきたいと思います。
その前に、そういえばストーリーの説明をしていなかったと思いますので、軽く説明します。
新・暗黒竜と光の剣は、アリティア王国という国の王子マルスが、祖国アリティアを滅ぼした地竜王メディウス率いるドルーア帝国を倒すまでの物語です。
1章は、ドルーア帝国との戦いに敗れたアリティア王国の王城が攻め込まれ、命からがら脱出に成功したマルス少年が辺境の国タリス王国へ逃げ、そこで歳月を過ごしていたある日、ガルダの海賊にタリス城が襲撃され、王女シーダとともにタリス城を取り戻すために戦う、というストーリーでした。
では2章です。
2章は、オレルアン王国へと向かうことを決めたマルスたちの前に立ちはだかる海賊たちを討伐する、というストーリー展開です。
マップは
こんな感じです。
橋を渡って河を越えながら進める島のようなマップです。
敵は海賊とハンターが中心となっていて、村のあるマップにはほぼ必ずいる盗賊と、それから進軍の速いソシアルナイトが2体ほどだったかなと。
この章では、開始時に
頼れる隊長、オグマと
サジ、マジ、バーツの木こり3人衆が仲間になります。とはいえ、オグマ隊長とバーツくらいにしか用がなくなるんですけどね…
開始時点で一気に4人も仲間が増えるのはなかなか頼もしいものがありますね。
そしてこの章には
敵の中にこの顔つきの2人がいます。
ダロスはマルス、カシムはシーダで説得して仲間にすることができます。
説得できる2人を含めるとなんと6人も一挙に仲間になるマップです。人数が倍近く増えて賑やかになってくるかなと思います。
この2人の攻撃範囲にユニットを置かないことを意識すれば、2人を傷つけず説得することもできるので試してみてください。
カシムは、シーダに特攻なので言わずもがなだとは思います。
ダロスは守備の成長率にSFCと比べるとかなり補正がかかったらしく、アーマーナイトに兵種変更するとなかなか意味不明な硬さを誇ってくれるとかなんとか。
カシムは、ハマるととても強く成長したような覚えがあります。経験値を振り分けてあげて損はしないキャラの1人です。
この章は説得すべき2人の動きに目を配ればあとはさして難しいことはないです。1章同様、このゲームの基本を抑えていく練習マップのような役割を持っているのではないかなと。
ソシアルナイトは防御が少し高めに設定されています。この硬さが後々になってソシアルナイトの厄介さになるので、ここでソシアルナイトをいかに素早く処理するかをシミュレートしておくのもいいと思います。
では3章です。
3章は、2章クリア時にオレルアン王国への最短ルートはデビルマウンテンであるということを聞かされ、シスターレナ救出の要請も兼ねマルスたちはデビルマウンテンへ向かうことになる、というストーリーです。
マップはこんな感じ。
実は初期配置の敵の数が2章より少ない3章です。確かここから増援が現れるようになったような気がします。
敵は1章2章に続き斧使いである戦士がメインになっています。海賊ではなくなっているくらいの変化です。
3章は開始時に、
噂のシスターレナと、このサムシーフの地がデビルマウンテンと呼ばれるようになってしまった所以でもある山賊の一味、サムシアンから足を洗いレナを逃がそうとする盗賊のジュリアンが仲間になります。
その他の軍勢で参加していますが、青軍なので自分で操作することができます。レナももちろん操作できるので、半自動的に救出完了となります。
レナは1章で仲間になった僧侶リフを隠居させるに十分な杖レベルと成長率、ワープの杖を持っていることと見た目性能をしています。リフには悪いですがここでライブの杖をせっせとレナに渡しましょう。見た目性能も相まってレナの方が優秀な癒し手となってくれます。
ジュリアンは、この後に登場するリカードという盗賊を優に超える成長率を誇る盗賊最強のユニットになります。貴重な鍵開け要員ともなりますので、他のキャラが育ちつつあるならば積極的に経験値を分けてあげて損はないでしょう。
ただし前線を張れる能力を持った職業ではないので、終盤は鍵開けに走り回ってもらいます。
そしてこの章にも説得によって寝返るユニットが存在します。
それがこの人、FEシリーズ恒例と言っても過言ではない長髪イケメン剣士の先駆、ナバールです。彼はシーダの説得によって仲間になります。
ナバールといいオグマといい、封印の剣をやってからこちらをやって思うことは、封印の剣は非常にシリーズ内パロディというか、特にこの暗黒竜と光の剣や紋章の謎からインスピレーション受けた設定やキャラがとても多いなと思います。少し脱線するので、後述することにしますね。
ナバールについてですが、文句なしに強く育ちます。ナバールがどう成長するのかを楽しみに何周かしてもこのゲームは面白いと思います。他にも強いキャラはたくさんいますし彼らも同様ですが…。
ただマップを見ると、ナバールは右上の方の敵が密集している配置の真ん中にいて、さらに説得に必要なシーダに特攻を持っているハンターが近くにいるため、開始早々説得にいこうとするとシーダは弓に晒されナバールは敵に囲まれた状態での説得となってしまいます。
このマップはナバールをどのように説得するかを考えるマップでもあり、1章のように単純でもなく、2章のように説得できるユニットの近くにいる敵だけを倒せば即説得でOKというわけでもないので、少し神経を使うマップとなっています。
とはいえ敵自体はそこまで強力というわけでもないので、説得に成功してしまえば苦労するところは少ないと思います。強いて言うなら敵将がやたら速いことくらいでしょうか。
ナバール説得までの進め方ですが、初ターンはマルスは村へ向かい、オグマとバーツとノルンを左方向へ動かします。敵将のいる城付近の敵がこちらへ向かってくるため迎え撃つ準備を整えるためです。村ではデビルアクスというリスキーな効果を持った強力な斧がもらえます。
騎馬ユニットは、ナバールが向かってくる細い通路の方へ向かわせます。同時に、レナとジュリアンを南下させましょう。
そしてナバール説得に必要なシーダですが、
画像は4ターン目になっていますが、カーソルのある位置やその右上か左下、とにかく赤くなっている弓兵の攻撃範囲外の高山のマスで待てば、弓兵以外の戦士たちの攻撃をやり過ごしつつナバールたちを南下させることができます。
そしてナバールの攻撃範囲をマークしつつそのギリギリ一歩奥に騎兵を待機させると、盗賊が騎兵を攻撃してくれるため盗賊を削ることができます。ナバールの周りに盗賊2人が配置される形で向かってくると思います。
次のターンで削れた盗賊のトドメをカシムに任せて、シーダをナバールの左側に動かしナバールを説得し、さらに残った盗賊をシーダに手槍をもたせておくことで説得後の追加コマンド選択で追撃して倒すことができます。手槍が外れたらカインにでもトドメを任せることにしましょう。
↓マップで説明するとこんな感じです
(この時ナバールをカーソルの位置に動かすと戦士たちの連続攻撃を防ぐことができます)
シーダ「無意味な戦いはやめて。それができないと言うなら、その剣で私を好きなようにして…」
ヒロインの鑑ですよこの娘は…
さしものナバールも女を切りつける剣は持ってはいないとのたじろぎよう。王女様の「好きなようにして」は普通に驚きます。
かくしてナバールの説得に成功したらあとは下側中央が主戦場になっていると思います。ですがここはオグマかバーツを突撃させると勝手に敵が壊滅する面白い図を見ることができるのでそれもよしです。
上の弓兵はギリギリ範囲外の左の方ににシーダを配置させながら徐々に動かしていけば、あとは戦士を処理したナバールと共に撃破することができます。
ここまできたらあとは敵将のいる城に向かってしまって問題ないと思います。
前述しましたが敵将の速さにだけは注意しましょう。迂闊に攻撃しようとすると追撃を受けてロストしてしまうユニットが出るかもしれません。少し時間をかけていいので慎重にマルスで削ったりしましょう。
そういえば増援ですが確認できませんでした。2章より3章の方が純粋に敵の数が少なかったです。2章も説得できる2人を抜けば15人ですが3章はナバールを抜いて14人となります。やはり少ない。
3章はクリアすると15000ゴールドももらえます。新しい装備品をこれまで仲間になった全員に一つずつ分け与えてもお釣りがくるくらいの値段です。かなり貴重な多額の現金支給となります。
この章を越えるといよいよオレルアンへ突入することになります。マルスの長い旅に新たな展開が訪れます。
それでは今回はここまでにします。次の記事では4章と5章をまとめていきたいかなと思います。
さてところで、上の方でちらっと話した封印の剣がこの暗黒竜と光の剣や紋章の謎をオマージュしているという話ですが、オグマに準ずるディークというキャラと、サジマジにあたるワードとロット、バーツにあたるキャラははいないですが暗黒竜に出てくるペガサス三姉妹にあたる三姉妹の末っ子のシャニーからなる小隊が2章で仲間になるという点や、シスターレナに該当するエレンというユニット、ジュリアンにあたるチャドという盗賊ユニット、ナバールにあたる長髪のイケメン剣士のルトガーなど、かなり多くの共通点も見られるながら、舞台となる大陸の違いなどをうまく生かし、全く別の背景で主人公のロイの軍に参加することにさせるなど、シリーズをプレイしているとさらに深く楽しむことができる要素もあり、封印の剣はある意味懐古趣味のファンを離さないための工夫もとてもよく凝らされた作品でもあったのだなと思わされました。
このシリーズの歴史を後になってから感じることになってしまいましたが、今思うと本当に感心するほど各キャラの職業ごとの雰囲気のテンプレートなどが完成されていたんだなと実感します。
長くなってしまいましたね。失礼しました。
ではまた次回に続きます。
次回は4章「草原の戦い」です。