【遊戯王】2016/2/6 秋葉原オフ会まとめ -エアプ狩りオフ-
お久しぶりです。自分ではもうちょい更新してないかなという気でいましたが6週間ほどぶりの更新になります。十二分に更新ペースは遅いですね。
さて、今回はたまには画面を見るゲームから離れてカードゲームの記事です。
遊戯王OCG、と聞いてわからないって人はいないと思います。自分はその遊戯王をやっているわけですが、遊戯王を嗜む者3人が秋葉原に集った日のことについてまとめてみようかなと思います。
その日からひと月くらい経ってますけどね…
時は2016年の2月6日。集合時間は朝の11時でしたが、久々の外出と電車、さらには朝食を食べなかったことによる不調などにより電車内で体調をひどく崩した自分は秋葉原に着く前に休憩を挟みつつ遅刻こそしましたがなんとか秋葉原に到着しました。
着いてオフ会相手と合流するにあたって、Twitterにてお互いの位置を教えあうも自分が華麗にスルーをかましてしまいました。真っ先にゲーセンに向かって待ってたら駅側に居てくれてたという…
とにかく無事3人で合流、まず腹ごしらえをしにいきました。体調不良だったのはやはり空腹が災いしていたらしく、食べているうちに少しは良くなっていきました。
腹ごしらえを終えカードゲームをプレイするためにカードショップを転々として、席が空いてないとかそんなことが多々ありながらも個々の買い物なども済ませなんとか席を確保するまで、の流れです。
自分はその日はデッキを2つ持っていきました。
1/9発売のシャイニング・ビクトリーズで強化されたテーマであるところの青眼と、それから常に頭の体操とか言いながらループ開発をしている狂人がこぞって使用するテーマのインフェルニティ(IF)で2つです。
青眼はわかりやすく言うとアニメ遊戯王デュエルモンスターズで海馬瀬人が使っていたブルーアイズホワイトドラゴンをメインとしたデッキ、IFはアニメ遊戯王5D'sで鬼柳京介が使っていた、ハンドレスコンボと呼ばれる手札が0枚であることを条件に効果を発揮するインフェルニティカードをメインとしたデッキです。
IFはかなり特殊なデッキで、カードゲームでは基本的に手札がないという状態は非常に脆い状態であるにもかかわらず、その状態を良しとするデッキです。
デッキレシピは青眼の方もIFの方もちょくちょく変えてあるのでレシピを載せたりはそのうちします。
書いているのが3/1で、実はまた3/5に秋葉原で遊戯王オフがあるので、そこでデッキが完成したり完成に近づいたりするのでその時のことをまたまとめるので、そしたらレシピ載せます。写真で載せたいと思います。
オフ会相手の2人のデッキは、1人はレイドラプターズ(RR)とジャンクドッペルシンクロに加えて完成しかけの月光、もう1人はライトロードを2つ持っていました。
↑手前が自分の青眼、奥がオフ相手の月光です。確かこのデュエルは勝ちましたが、お互い新規カードを振りかざせて楽しい!ってなりました。
席を見つけた写真のお店で少し居座りながらデュエルしていると、他の客がきて席を譲ることになりました。
実は今回書きたいのはここからなのですが、この譲った人たちというのがなかなか渋めの2人組で年齢は若くて30代かなというような風貌でした。
2人組は遊戯王ではないカードゲームで遊びながらちょくちょくこちらの様子を伺っては口を出してくるというそこそこに友好的なカードゲーマーだったのですが、自分が使っている青眼デッキを見ながら
「青眼狩りたいなぁ」
と呟いていました。
つい最近強化をもらってなかなか強くなった青眼を狩ろうとなると環境入りしているデッキを作っているんだろうなと思った自分は、環境デッキという環境デッキとちゃんと戦ってみたいかもという興味からオフ相手とのデュエルを終わらせてから狩りたいなぁと言っていた方の人に、じゃあ狩られてみましょうかねーなんて言いながらデュエルを申し込みました。
さぁ狩ってくれと言わんばかりの自分の挑戦を受けないはずもなく、別のカードをしていながらも遊戯王も完備していたその人はそそくさとデッキを用意してくれて、デュエルをしてくれることになりました。
エンタメイトなのか帝なのか彼岸なのか、と期待しながらデッキを取り出すサマを見ていると、ドンッという音とともに分厚いデッキが出現。なんと枚数は60枚だそうです。遊戯王では40枚から60枚の間でデッキを組むことができるため60枚は最大枚数です。基本的に、デッキの中の欲しいカードを最初に引く確率が高くなるためデッキの枚数は40枚に抑えて組むのがセオリーです。
つまり、この相手はかなりセオリーを崩して(というか無視して)デッキを組んでいます。ですがデッキの中身が完全には分からない以上、もしかしたら知らないだけでドグマブレードのようにカード1枚1枚が他のカードに繋がっているからこの枚数でも回るデッキなのかもしれないと思い、デュエル開始から相手の一挙手一投足に目を凝らしていました。
相手のターン、出してきたカードは伏せモンスター1枚。
手札事故かな?と思い、自分のターンで敵モンスターを破壊する効果を持ったモンスターを召喚し、効果を使ってモンスターを破壊しました。
そこで度肝を抜かれました。なんと破壊したモンスターはキラートマト。
キラートマトは今からだと10年ほど前のデッキには必須だったモンスターです。ですがさすがに10年も前のデッキに必須だったカードが今のデッキにはそうそう入るはずがありません。
察しました。
この相手は最近の遊戯王のカードに触れていない、と。
「青眼狩りたいなぁ」の威勢はどこへやら、普通にそのターンで決着。
そう、この相手はカードプールだけは追っかけているエアプ勢だったのです。
キラートマトを効果破壊した際に相手が「いい選択だ」と言ってきましたが、シャドールかもしれなかった相手にそのまま殴りかかるほど今の遊戯王のプレイヤーは甘くないです。
ですが、青眼狩りたいと言ったのも彼にとっては無理のないことだったのかもしれません。何せ、昔はブルーアイズホワイトドラゴンは単体で強く、召喚方法は生け贄召喚(アドバンス召喚)が主だったからです。
強化をもらった青眼はブルーアイズホワイトドラゴンを出し、そこからシンクロやエクシーズにつなげていき、それからブルーアイズホワイトドラゴンを蘇生サルベージデッキから特殊召喚などにつなげるデッキのため、相手のやっていた時代の青眼とは似ても似つかない展開スピードでフィールドに最上級モンスターを並べていきます。
なので見た目は同じ青眼でも、やっていることが今の環境にも適応できる速度や柔軟性のある強力なデッキになっているため、過去のテーマで太刀打ちしようとなると相当キツいのです。
ちなみに、相手の使っていたデッキは「ダーク」というテーマでした。墓地肥やしを重視し、カオスネクロマンサーの打点強化やダークアームドドラゴンの特殊召喚、墓地を除外し終焉の精霊の打点強化へつなげるデッキです。カード群が揃いやすく、カードを寄せ集めているだけでもそこそこデッキっぽい構築ができることが魅力ですが、正直に申し上げると60枚も集めたって紙束にしかなりません。
昔のままのアドバンス召喚でブルーアイズホワイトドラゴンを召喚するデッキならいざ知らず、墓地の効果を無効にする精霊龍を備えた青眼の前でよくぞ狩りたいと言えたものだなと、終わってから感じました。
4〜5回ほど手合わせしたのですが全勝でした。
完全にわからせた、の図です。
オフ相手も、自分の相手をしてくれた人が持っていたデッキを借りてデュエルをしていた人に手札事故したデュエル以外では勝利していました。ちなみにそのデッキも、ダークと同時期に組むことができたユベルデッキでした…。
エクストラデッキについても当時だと万単位使ったとか言い放ってきましたが、今でもエクストラデッキのカードには万飛ばしますしね。
まぁとにかく、よくぞその紙束いくつも引っ提げて環境をロクに追いもせず新規カード群に「狩る」なんて言葉を使えたもんだなと、感心すらします。
髪も戦術も言動も薄かった。(裏ではエアプハゲと呼ぶことになりました)
視線飛ばしただけで返り討ちにできるレベルでデッキパワーに差がある、というような感じです。
僕らの方が若かったので舐め切ったような口を開いてしまったのが彼の運のツキでしたね…
そんなことがありながらそのカードショップを後にし、夕方余裕があったら顔出しに行くよ、と言ってくれていたもう1人と合流したところで、昼からいたうちの1人が用事で抜けてしまいました。
1人抜けてしまいましたがせっかく合流してくれたので、デュエルマスターズのブラックボックスパックを剥いてその場でデッキを組んで遊ぼうということになり、ブラックボックスパックを探しにいくことに。
ブラックボックスパックは通常プレイで使えるのかこれは、というようなカードが多数収録された、デュエルマスターズらしい遊び心満載のパックです。デュエルマスターズから離れた人でも単純に面白さでパックを剥いたりしているとかなんとか…自分たちもその一員ではありましたが。
で、結局。
↑1BOX購入。24パック入っていて1パックが6枚なので、3人で割って8パックずつ、48枚から8枚抜いて40枚で遊べる計算です。
↑パックの質感も単なるプラスチックではなかったです。デュエマは面白い工夫がたくさんなされている良いカードゲームだと思います。
ゲームの勝ち負けはともかく、とにかく変なカードをたくさん使って遊べて面白かったです。
そういえばこれを買って遊ぼうってなった時に即決でFEifのエリーゼのスリーブを買いに行ってる人がいたりしましたね。エリーゼは可愛いヤクザなので買って損ないですね。
かくいう自分もカミラのスリーブを買いましたが…
こんな流れで2/6のオフ会は解散になりました。
とても楽しかったですが、一番印象に残ったイベントがまさかエアプ勢逆狩りになるとは思いもよらなかったです。
では今回はここまで。次のカードゲームの記事は3/5のオフ会の後に書こうと思います。